How to use INA Valley DXNet

目次

1.概要
2.無線経由のコネクト
3.インターネット経由のコネクト
4.コマンド一覧表 (SM5HJZ's Command Survey)
5.一般的な使い方例

3.インターネット経由のコネクト

「注意!」
インターネット経由の接続先が変更になっています。ja0dwy-11.jt7.net は ja0dwynode.dip.jp と読み替えてください。

 新しく増えた機能です。インターネットの Telnet を使ってコネクトで来ます。「スタート」 「ファイル名を指定して実行」をクリック。「名前」欄に telnet と入力して起動させます。接続先は、ja0dwy-11.jt7.net のポート9000番です。
 最初にコールサインを次にパスワードを聞いてきます。下の例にならって、コールサインは SSID 付きで入力して下さい。-5 を推奨します。これにより SH/U コマンドでユーザーを表示させたとき、無線経由かインターネット経由か判断できます。SSID 付きならインターネット経由です。次にパスワードを入力しますが、これは他人のコールサインを使ってDXスポット等をアップされないためです。パスワードは半角英数で入れます。忘れないようにお願いします。万が一忘れた場合には、お問い合せ下さい。
 Callsign : ja0dwy-5
 Password : ******** (****に10文字以内でパスワードを入れてください)
コネクトするたびに、コールサイン・パスワードを入力する必要があります。

 Telnet でも問題なく使えますが、操作がわずらわしいので Netdepc というフリーソフトの使用をお勧めします。適当なフォルダを作成し、以下の二つのファイルをマウス右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、該当フォルダに保存します。 C:\Program Files\Netdepc フォルダを作成したものとして説明します。

Netdepcz.exe(319Kb) , script1.txt(1Kb)

 エクスプローラで C:\Program Files\Netdepc へ移動し、Netdepcz.exe をダブルクリックすると自動的に解凍され、 Netdepc.exe という実行ファイルが出来ます。「網」のアイコンです。デスクトップへショートカットを作成しておくと便利です。「網」アイコンをクリックすると Netdepc が起動します。

 最初に設定を行います。
 左上 Connect をクリックすると Connect ウィンドウが開きます。
 Node1 タブをクリックすると、接続先データ入力画面が出ます。 Address , Port no , Remarks を入力します。それぞれ以下のように入力して下さい。最初に入力されていたデータに上書きします。
 ja0dwy-11.jt7.net
 9000
 JA0DWY-11
 次に Save をクリックして、設定項目を保存します。
 インターネットに自動接続の設定をしてある方は、Connect をクリックすれば、ノードJA0DWYに接続されます。

 オープニングメッセージが表示された後、コールサインを聞いてきます。自局のコールサインに SSID を付けて入力します。SSID は -5 を推奨します。
 Callsign : ja0dwy-5
次にパスワードを聞いてきますので、10文字以内の半角英数で入力してください。パスワードは忘れないようにお願いします。
 Password : ******** (****に10文字以内でパスワードを入れてください)

 最初の接続の時には、自分の名前、QTHの登録をお願いします。一度登録すれば以降変更が無い限り、入力の必要はありません。以下のコマンドを使います。EUコマンドで、後から訂正も出来ます。
 SET/NAME Gil
 SET/QTH Matsukawa

 後は、コマンド一覧表(英文です)、一般的な使い方例を参考にDXをお楽しみ下さい。

 

 毎回、自局のコールサイン・パスワードを入力するのは面倒です。以下の方法でスクリプトファイルを定義することにより、F1(ファンクションキーの1番)キーを押すことにより、自動接続・ログインが出来ます。

 上の画面を参考に、Environ , Script , F-1 の順にクリックするとノートパッドが開き、スクリプトファイルの編集が出来ます。コールサインとパスワードを、先ほど登録したものに書き換え、保存します。
 rem Login JA0DWY by node 1 data
 node 1
 until Callsign :
 send ja0dwy-5
 until Password :
 send **********
上記の ja0dwy-5 を自分のコールサインに、***** のところを自分のパスワードに書き換えます。他はそのままにして下さい。

 以降、Netdepc を起動した後、F1キーを押せば自動的にログイン出来ます。

 

一般的な使用上の注意事項を挙げてみます。

○自局のコールサインには SSID を付けて下さい
  JA0DWY ではなく JA0DWY-5 のように登録して下さい。これは SH/U コマンド等でユーザーリストを出したとき、その局が無線経由でコネクトしているか、インターネット経由でコネクトしているか判断するためです。SSID の付いた局は、インターネット経由のコネクトとわかります。

○使用できる文字は「半角英数」のみです
 くれぐれも全角文字を使わないで下さい。クラスタはワールドワイドに繋がっています。DX局では、漢字・カタカナ文字は判読できません。トークモードでも同様です。

○最初にコネクトしたときは、Name QTH を登録してください
 始めてコネクトしたときは、以下のコマンドで自分の名前・QTHを登録して下さい。二回目以降のコネクトでは、この必要はありません。あとで EU コマンドにより訂正も可能です。
 SET/NAME Gil
 SET/QTH Matsukawa

○アナウンスモードの使用には細心の注意を払ってください
 A/F コマンドを使用しますと、全コネクト局に対し一斉アナウンスを送ることができますが、無用なトラブルを避ける意味でも、使用はお控え下さい。
 A コマンドを使用し、ローカル局に対してのみのアナウンスは活用下さい。

◎常にワールドワイドに繋がっているということを念頭に、使用するようにして下さい
 誤った使い方で、再三の警告でも直していただけない局は、残念ながらブラックリストへ登録させていただきます。
 使用方法等、何か不明な点は遠慮なくお尋ね下さい。