How to use INA Valley DXNet

目次

1.概要
2.無線経由のコネクト
3.インターネット経由のコネクト
4.コマンド一覧表 (SM5HJZ's Command Survey)
5.一般的な使い方例

1.概要

 数年前より運用してきましたパケットクラスタも、山間部100Km余の間をリンクしていたため、季節により伝播状況が変化し不安定な状態でした。昨秋には上位ノードとの接続を中継する、聖山のデジピーターがダウンし、まったくのローカルクラスタ化しておりました。上位ノードであるJA0TBJ-11も無線のリンクが不安定で、1エリヤとのリンク切れが多発しておりました。

 自宅がインターネットの常時接続の環境になったのを機会に、システムの全面見直しを行い、上位ノードとのリンクもインターネット経由になり、安定してDXスポットを得ることが出来るようになりました。

 リンクの経路は、JA0TBJ-11 経由で JJ1LIB-11 に繋ぎ、ここからワールドワイドに出て行きます。同じレベルには、JA4PXC/1 の運営する DXSCAPE があります。つまり DXSCAPE の [JA] [ALL] に接続しているのと、ほぼ同様なDXスポット情報を得ることができます。DXSCAPE に直接繋いだHL等がアップしたものは表示されません。JA のアップしたもののみ表示します。

 ローカルユーザーの接続方法は二通りあります。

 一つは従来の無線経由の接続です。431.34MHz で TNC を使ってコネクトします。方法等は従来と同じです。コネクトする際、コールサインが変更になっています。144.60MHz でもユーザーポートを開ける事は可能です。ユーザーの希望があれば変更します。詳しくは「2.無線経由のコネクト」を参照してください。

 もう一つはインターネット経由の接続です。新しい機能で非常に有用です。基本的には無線経由の接続と同じですが、トークモードで漢字が使えます。これらの機能を簡単に扱えるソフトもあります。詳しくは「3.インターネット経由のコネクト」を参照してください。

 本システムの運用に当たり、JA0TBJ JA0DSH JH0WIW のご協力を得ました。Special thanks !